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畑の真ん中だより

2019シーズン、大根収穫始まりました!

5月に取材した時はとにかく乾燥していて土埃が舞っていた清流だいこん®の畑ですが、その後は適度な雨と気温に恵まれました。そしてついに6月24日、予定より1日早く清流だいこん®の収穫が始まりました!
今回は収穫の様子を、画像多めでレポートします!

収穫2日目となる6月25日、午前3時半。
なるべく気温の低い時に収穫したほうが傷みにくいため、収穫作業は朝早い時間にスタートします。とはいえこの日の日の出は午前3時56分。夏至を過ぎたばかりの北海道十勝ですが、さすがに夜明け前の暗い中での作業なので灯りは必須です。
煌々とライトをつけたハーベスター(収穫機)が黒い畑の中を動いていく様子は、異様な迫力がありました。

20190625_001.jpg夜明け前の大根畑とハーベスターの明かり

大根収穫~ハーベスターからトラックまで

大石農産の大根ハーベスターは自走式で、挟み込み式のコンベアで畑から大根を引き抜き、そのコンベアにセットされた包丁で葉がカットされる優れものの農機です。葉が落とされた大根はハーベスター内のベルトコンベアに流れてくるので、まずは選別担当のスタッフが小さすぎるものや形がいびつなものを排除します。その後スタッフ数名がかりでフレコンバッグ(化学繊維で織られた大きな運搬用の袋)にどんどん詰めていきます。すごいスピードで大根が掘られコンベアに流れて来るので、それはもう必死です。

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一番右側で選別中。全員必死に手を動かしています

フレコンバッグには約400本の大根が入ります(大根のサイズによって異なります)。バッグ3つが一杯になったら一旦ハーベスターをストップ。追走している運搬用クローラーにバッグを載せ、道路で待機している大きなトラックまで運びます。
収穫の様子は動画でもご覧いただけます

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クローラー(黄色)からトラックへ。1日でフレコンバッグ60袋分を掘ります

20190625_005.jpg大根を掘った後の畑。穴がキレイに開いています

なんと初日は失敗!?

初収穫を迎えた清流だいこん®について、出来具合を大石社長に聞くと「実は初日分は失敗したんだよね」とびっくりする言葉が飛び出しました。
実は気温の低い春先でも早く成長するよう、初回の播種分についてはチッソ肥料の割合を他より高くするのですが、予定よりもチッソ肥料の割合が高くなってしまい、早く成長しすぎたというのです。
原因はまさかの計算ミス!なんということでしょう...。
育ち過ぎた大根はLや2Lといった売れ筋サイズより値段が下がる上、中にスが入ったり割れたり、葉や表面に虫がついてしまうため、商品価値が下がってしまいます。

慌てて収穫を前倒しにしようにも、14~5人にも及ぶ選果場スタッフの勤務調整や機械の整備などもあり、急にはできません。なんとか都合をつけ、予定より1日早い初収穫となったのでした。
「それでも育ち過ぎたり虫がついてしまったりしたものが結構あった。品質が良くなかったので、途中で収穫をやめたんだよね」と放棄された畑を見せてくれました。

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この区画すべてが収穫放棄...もったいないですが仕方ないのでしょう

「今日からの分は品質も揃っているし、出来もいいから大丈夫!」と笑顔を見せてくれました。

徳島の大根農家、現る!

実はこの日、朝3時半から視察がありました。徳島県の大根農家、林由唯さんです。林さんは6月11日から全道各地の農家を視察しているとのこと。約3年前、徳島で行われたファームステッドセミナーで大石農産のことを知り、ぜひ見学したいとFacebookで連絡を取り合ってきたのでした。

林さんの畑では春から夏にサツマイモ(鳴門金時)を作った畑で、9月から11月まで大根を作るそうです。さすが南国、二毛作です!
今回の視察のメインはハーベスター。現在手掘りで行っている収穫作業の省力化と規模拡大のためにハーベスターの導入を検討されているそうですが、実際どのような形で運用しているのかを知りたいのだと言います。

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左:林さん 右:長男将寛

「それにしても広い畑ですね!うちは4haの畑なんですが、近隣の農家の中では大きい方なんですよ」(ちなみに大石農産の作付面積は大根30ha、ソバ80ha)

「1日1,800ケース出荷ですか!すごいなあ、うちはMAXで600ケース、大体500ケースの出荷ですね」

「涼しいを通り越して、ちょっと寒いくらい。大根にはいい気温ですよね。虫もつかないし。実は3月に収穫する春大根や、6月に収穫する夏大根の栽培も始めているので、品種についてもアドバイスがもらえたら」

「ハーベスターの大きさにびっくりです。検討しているのはもっと小さいサイズのハーベスターですが、やはり旋回する場所は結構必要なんですね。収穫する経路も参考になります。こういうのはカタログや画像、動画を見ただけでは分かりづらいところなので、実際目の当たりにしてよくわかりました」

そしてハーベスターで収穫される大根を見て「ああ、大きさが揃っていて曲がりも少ないし、肌がキレイですね。土がいいんだろうなぁ...」と呟いていたのが印象的でした。

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大根を見てうっとりしてました

他にも

  •  畝(うね)の高さが違う(徳島では台風による水害を防ぐため高畝にする)
  •  大根葉は畑ではなく選果場で切り落とす(二毛作のため、すぐに畑を使えるように鋤きこまない)
  •  9月播種の大根ではマルチは使わない

など、徳島との違いを話されていました。場所や畑の大きさは違えども、同じ作物を作る農家同士、情報交換して高め合っていけたらと思っています。
丸2日の視察、お疲れ様でした!

大石農産ではこの後も、8月9日の播種最終日、10月15日の収穫最終日に向けて、スタッフ一丸となって頑張りたいと思います!

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