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社長不在で迎えた播種初日。ドキドキの2021がスタート!

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2021年4月16日、大石農産では昨年より2日早く清流だいこんの播種(はしゅ・種まきのこと)初日を迎えました。新人3人を迎え、いよいよ2021年の本格的なスタートです!実はこの日、出張で大石社長は不在。実は播種初日に社長がいない年は初めてなのです。さて、どのようなことになったのでしょうか。

初日といえば、播種機の調整!

そもそも当初の予定では、播種初日は昨年と同じ4月18日でした。ところが予定日付近は大荒れの天気予報となり、2日前倒しすることに。結果、「播種初日に社長不在」という事態となりました。

この日の大仕事。それは何と言っても「播種機の調整」です!
特に1畝目は大切で、畑に植える種の深さやマルチ(専用フィルム)の穴の位置調整など、時間をかけて行う必要があります。最初にきちんとセットしないと、その後の生育や収量に大きな差が出るからです。
1シーズンで40回以上も播種をするので作業そのものは慣れていますが、とにかく初日の調整にOKを出すのが社長の役目でした。さて、いよいよ注目の1畝目が始まります。

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トラクターを運転するのは三男の託三(たくみ)。後ろで長男の将寛(まさひろ)と次男の浩輝(ひろき)が播種機の調整をします。

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トラクターを少し動かしてはストップし、種の深さやマルチ(専用の保護フィルム)の穴と位置が合っているかをチェック。何度も何度も微調整を繰り返します。4列同時に播種するため、それぞれの調整が必要なのでかなり大変な作業です。しかし「どんなに時間がかかっても、おろそかにしてはいけない」という大石社長の教えをきちんと守ります。

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この日が初の畑仕事となる新人(左側2人)も真剣な表情で見つめています。
調整が終わったのは約1時間後。ちなみに社長がいても同じくらい時間がかかります。

新人デビュー!そして支えるスタッフたち

この日はもう一つ大きな出来事がありました。それは、入社したての新人が畑デビューをしたこと!
これまで頑張ってくれたベテランスタッフたちに変わり、今シーズンは3人の若者が入社しました。農業は初めての彼らが、いよいよ畑での作業をスタートするのです。
そして先輩スタッフにとっても「新人教育」という新たなスタートの日。これまで教わってきたさまざまなことを、どのようにわかりやすく教えるか、腕の見せ所です。トラクターと播種機は3兄弟、播種後のパオパオ(不織布でできた保温用シート)と土かけ(パオパオが風で飛ばないようにする)を先輩スタッフ3人と新人3人で担当します。

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それぞれの個性が出た教え方で、非常に興味深いです。
まずは理論派の坂井君。まず「土をかけるのはどうしてか」など、最初に「なぜこの作業が必要なのか」を説明してから作業に入ります。
「風はどちらから吹いてくるか」「どこの土を掘ったらいいのか」「土をかける間隔は」など次々と質問を投げかけ、相手が理解しているかどうかを常にチェック。結構厳しい!でも理由を教えてくれるから分かりやすい!

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見守るタイプの青砥君(中央)。さっと見本を見せてから「まずはやってみて」とにこっ。「最初は慣れないし分からないから、できなくて当たり前」と言い、相当変なことをしない限り見守る姿勢を貫きます。失敗したら後ろからそっとフォロー。でもたまに新人から「これで合ってます?」と不安げに振り向かれたりします。

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そして意外だったのは松本さん(黄色い帽子)。パオパオの張り具合を「こっちガッと引っ張って、それでこっちグッと寄せて!」と天才肌な教え方です。しかし「わかります!こうですね?」と応える新人。いいコンビです。

そんな社長がいない初日でしたが、3兄弟やスタッフがぐっと成長した日でもありました。さあ、これから10月中旬までの畑シーズン、めいっぱい頑張りますよ~!!