
大根づくりをはじめた頃、一般農法をしていましたが、なかなかうまく生長が望めず失敗続きでした。ある日、化学肥料をあまり使用しなかった畑の大根の生育がとても良いことに気がつき、改めて化学肥料と土の関係を考えなおし、まずは人間の体の様に化学的なものを使わない健康な体=健康な土「健康な土づくりとは何か?」をベースに大根づくりにはげんだ結果、現在の大根本来の味を持つ「清流だいこん®」がう生まれました。
澄み切った川の様に健康で元気な大根であることから、近くを流れる日本一の清流と認定された歴舟川から「清流」という名をとり「清流だいこん®」という名前をつけています。
北海道の十勝大樹町だからできる安全で安心な野菜づくり。自然の恵みをたくさん受け、肥料を与え過ぎない自然の力を活かした農法を実践し、土の健康を考えた「元気野菜」を生産しています。
大根の健康を人の健康で例えてみます。健康は必要な栄養素をバランスよく摂取することにより保たれます。人は食べ物を選択することができ健康を維持できます。しかし、大根はそれができません。だから、必要な栄養素を過不足なく土壌に補っておく必要があります。当社はその大部分を土作りや有機質肥料等で施し、不足分は化学肥料等を用いて、大根の健康管理をしています。
化学肥料を使用した通常栽培での収穫時残留硝酸態窒素料は、以前は3,000~5,000ppmと言われていましたが、清流だいこん®はその値を大幅に低減しています。発がん性物質の疑いがあるといわれるこの硝酸態窒素の削減にとことんこだわった大根、それが清流だいこんです。まさに、安全・安心な大根です。
硝酸態窒素は、野菜の食味にも大きく影響をもたらし、一般的には硝酸態窒素の濃い野菜ほど、「えぐみ、にがみ」がきつくなるといわれています。えぐみが少なくほのかに甘い清流だいこん®は、どんな料理・素材とも相性抜群。他の素材をけっして邪魔することなく、かつ、自分の甘みをほどよく主張する、いわば料理の名脇役です。味がしみこみやすいので、だいこん料理の幅をひろげてくれる特別なだいこんです。
清流だいこんは上・真ん中・下と3つの部分に適した食べ方があります。
葉が根の養分を吸い上げてしまうので、切り落として保存しましょう。葉は、新鮮なうちにかたゆでし、水気をしぼってからラップに包んで冷凍しておくと、青みがほしい時に便利です。
水分たっぷりの大根は乾燥させないことが大切なので、切り口はラップなどでくるみ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。これで一週間程度は美味しくいただけると思います。